私たちは、東京、大阪、福岡、沖縄、郡山の各地をツアーする「国際連帯フェスティバル」開催に向けて実行委員会を立ち上げ、開催準備を進めて来ました。
きっかけは、パレスチナ・ガザの民衆が昨年の「土地の日」(3月30日)に始めた「グレート・リターン・マーチ」(帰還の大行進)にありました。イスラエルの隔離壁に閉じ込められ、食料・飲料水・医薬品が枯渇している世界で最大の「青空監獄」と呼ばれるガザ。その民衆が遂に立ち上がって始めた大行進は、直ちに世界中の人々の同情と共感を呼び、パレスチナ全土で祖国復帰を求める壮大な抗議行動へと広がりました。その行進に恐怖したイスラエル軍は人々に銃口を向け多くの犠牲が発生しました。
しかし、「パレスチナ抹殺!」を強化したトランプ政権とイスラエルは、ゴラン高原の国有化、エルサレムの首都化、「ユダヤ国家法」制定など排外的なアパルトヘイト政策を拡大しています。米大陸でも、資源と市場を占有しようとする陰謀政治によって中南米の民衆は困苦を強いられ、それから逃れて米国南部国境に向かって大行進を始めました。トランプ政権は、南部国境に壁を建てて難民・移民排除を強化しています。
朝鮮半島の南北の壁、EU緊縮財政と排外主義化の中での移民・難民排除の壁など、気が付いて
みれば世界中で、差別・分断の壁が延びつづけています。
憲法改悪による戦争国家体制作りを強行しようとしている安倍政権は、米国トランプ政権とイスラエルの同盟軍として集団的自衛権を行使するべく、沖縄差別政策の根本にある日米地位協定を破棄するどころか、沖縄への基地集中と辺野古新基地建設を推し進めています。天皇代替わりを利用し、G20の開催、東京オリンピックの開催と、復古的国家主義的な祝祭ムードによる体制作りを急いでいます。
私たちは、この現実を許さず、これらの壁を乗り越えるためにパレスチナの人々、そして沖縄や福島の困苦や差別を乗り超えて闘い続ける人々を支持し、最後まで連帯して行きます。
パレスチナ・ガザからHIP・HOPグループ「MC GAZA」を招き、音の解放、人間の自由と解放を謳い続ける「渋さ知らズオーケストラ」、「まつろわぬ民」の旗を高々と掲げて疾駆する、白崎映美さんのグループなど日本のミュージシャンとのコラボによる、ツアーを実現します。それを、民衆の差別・分断の壁を超える国際連帯、民衆の大行進に繋げていきましょう。
また同時に、闘いの故に獄に囚われた若者たちを中心に救援活動を続けて来た「救援連絡センター」が創立50周年を記念して、この祭りを共働します。
どうか、この連帯フェスへの支持、参加、賛同をお願いします!
沖縄への差別・分断の壁、監獄の壁をぶっ壊し、民衆の歴史をとり戻し、民衆の大行進を合流させていこうではありませんか。


*パレスチナ・沖縄・福島原発被害の人々との連帯を!
*グレート・リターン・マーチ(大行進)を続けよう!
*救援連絡センター50周年――権力のあらゆる弾圧を許さないぞ!
*世界中の、困難な中で抑圧と闘っている仲間たちに、響き渡る連帯のメッセージを届けよう!


賛同カンパ
一口、個人1000円・団体3000円、何口でも!
お振込先:
みずほ銀行新橋支店
(普)4084142
(名)コクサイレンタイフェス
郵便振替 
00100-3-105440
(名)救援連絡センター


フェスティバル日程 
東京10月28日(月)なかのZERO ホール
大阪10月30日(水)準備中
福岡11月1日(金)アーリービリーバーズ
沖縄11月4日(祝)桜坂劇場(予定)
郡山11月6日(水)けんしん郡山文化センター